各種市場規模について

〜2016年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望〜 

株式会社野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/news/2011/111124.html


■ワイヤレス・ブロードバンド市場
2011年度には約1,200万回線の契約で、約4,000億円の規模と推定。今後、スマートフォンタブレット端末が増え、モバイルWi-Fiルータ等のインターネット接続機器の設置拡大とともに、利用者のすそ野が拡大。2016年度には約2,000万回線、売上規模では約6,200億円の市場に成長すると予測

⇒当たり前のように使っているWi-Fiルータは、今後さらに小型化が進み、もしかしたらアクセサリーのよう(携帯ストラップ)になるのか。内蔵されている携帯も加入が当たり前になる?

■ネットビジネス市場
2010年度のBtoC EC(消費者向け電子商取引)の国内市場は、前年度比20%増加して約7兆7200億円と推計。今後も引き続き、年平均約11%の割合で成長し、2016年度には約14兆円に達すると予測
O2Oの実現により、EC市場の範囲が“モノ”から“サービス”まで拡大

⇒今後は、携帯電話、スマートフォンおよびタブレット端末を利用する人が増えていき、そこから決済する。各企業は生活者がストレスなく利用できるための土台作りに徹し、リアル店舗を持っている企業はOtoOについて本気で考える必要がある。



兎に角、生活者の多様化、デバイスの多様化により、
各企業は過渡期を迎えている。

それぞれの競争はさらに激化し、
大変な時代がくるだろう。

しかも、今後は、
常に世界が相手になる。

人件費、開発コスト、社会インフラ・・・

どれをとっても日本は後手だ。