生活者の消費行動について考えてみた。
インターネットの利用、普及増加により生活者の消費行動は変化した。
様々な消費者行動定義がありものすごく勉強になる。
しかし、毎回同じ定義を使う(プランニングの際に当てはめるときだけに使う)となると違う。
毎回使える「これだ!」というものはなく、得意先の戦略、課題、商材のより様々と考えます。
得意先用に消費者行動を都度カスタマイズして考えることが、自由にプランニング&考えることができ面白い。
生活者の消費行動は日々そんなには大きく変わらないとは思う。
衝動買い、たまたま目の前にあった・・・など購入動機をあげればきりがない。
AIDMA、AISAS、AISCEAS、SIPS、LEAFすべて本当に素晴らしい。
各定義はプランニングに落としやすく、わかりやすい。
自分もよく口に出している。
80%くらいの生活者の消費にはうまく合致し、残りの20%は、考えもしないような行動をたどり商品を購入しているだろう。
生活者一人一人の行動導線が読みにくくなったからこそ、わかりやすい定義は多くの人にすんなり受け入れられる。
ちょっと振り返る。
※詳しいコメントはWEB上にあるため割愛。
※●●時代と書くが、その時代はそれしかない、ということではなくて、新しく提唱されるようになった時代ということ。
■ AIDMA (インターネットがない時代)
・Attention(注意)
・Interest(関心)
・Desire(欲求)
・Memory(記憶)
・Action(行動)
■ AISAS (インターネット出現時代)
・Attention(注意)
・Interest(関心)
・Search(検索)
・Action(行動、購入)
・Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
■ AISCEAS
・Attention (注意)
・Interest (興味・関心)
・Search (検索)
・Comparison (比較)
・Examination: (検討)
・Action (購買)
・Share (情報共有)
■ SISP (ソーシャルメディア時代)
・Sympathize(共感する)
・Identify (確認する)
・Participate (参加する)
・Share & Spread (共有・拡散する)
※ACTIONがないのは、とくに生活者は商品を購入しなくてもいい。
それは、友人に拡散することで、繋がっている友人が購入すればよい。
たしかに、なんでもかんでもACTIONを消費者行動定義にいれることは重要だが、そううまくいくかと言われれば、そうではない。今の時代にあったかなり本質でシンプルな消費者行動定義だ。
・Listen (耳を傾ける)
・Empower (元気づける)
・Assemble (集める)
・Feedback (フィードバック)
とどれもプランニングに落としやすい。
消費者行動を細かくみると、ある識者ブログからの引用ではあるが細かく考えることができる。
すべてを提言するとわかりずらいため、その戦略にあわせてカスタマイズ&シンプルにする必要がある。
■ AISCETASSRRXS (生活者の消費行動の細分化)
A: Attention (注意)
I: Interest (興味・関心)
S: Search (検索)
C: Comparison (比較)
E: Examination: (検討)
T: Trial (トライアル・試行・試用)
A: Action (購買)
S: Satisfaction (満足)
S: Share (情報共有/エバンジェリスト化)
R: Repeat (再購入)
R: Relationship (ロイヤル化・関係化)
XS/US: Cross Sell/Up Sell (拡大購買)
ソーシャルメディアを活用した課題解決構築は、決まりがないし、勝ちパターンもない。
どんどん形を変え、新しい言葉、定義が今後さらに増加すると思う。
得意先への提案内容に合わせ、生活者の消費行動を考える。
・Attention (注意)
・Participate (参加する)
・Sympathize(共感する)
・Action (購買)
・Share (共有)
生活社の消費行動が複雑になった今、一つ一つの定義(AとかSとか)で、どのくらい詳しく&シンプル&わかりやすく提案書の段階や言葉で伝えることが重要だろう。
様々な消費行動定義があるが、すべてを俯瞰して、エンゲージメントリングも入れ込み考えてみよう。