Facebookメモ4

・グーグルは1秒でも早く「目的地」へのナビゲーションを提供することを志向しており、ヤフーは1秒でも長く自社サイトで回遊してもらうことを志向しているため、「滞在時間でフェイスブックがグーグルを抜いた」というニュースがそのままフェイスブックがグーグルを凌駕した、ということを示しているわけではない。



・愛の反対は、憎しみではなく「無関心」



・企業は、消費者が主催するホームパーティーに招かれたゲスト。多くの場合招かれていないが、ソーシャルメディアは、企業が自由に入場券を手に入れている状態。パーティー会場でどのようにふるまうかは企業次第。



・賢くなった生活者に響く言葉は「生活者からの言葉」



・クチコミサイトが、ニーズが顕在化した後に「比較検討」を行う場として使われているのに対し、フェイスブックツイッターのフロー型のクチコミはニーズを顕在化させる装置になっている。



・クチコミサイトが「知らない人のクチコミが集約されている場所」であるのに対し、フェイスブックは「現実世界の友人」によるクチコミである。



・見ず知らずの人であっても、評価の平均点は信頼できるクチコミサイトと、「○○好きの友人が高評価をつける○○は間違いない!」というフェイスブックでのクチコミは、それぞれ違い、内容が異なる。


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【早期開始メリット】


・普及初期段階で開設されたツイッター企業公式アカウントが多くのフォロワーを獲得したように、フェイスブックも普及初期でフェイスブックページを開設したほうが多くのファンを獲得しやすいと考えられる。



・競合企業が参入してくる前にラーニング(知見)を蓄積することができ、本格的なフェイスブック時代が到来したときに競争優位性を発揮できる。フェイスブックマーケティングは一朝一夕というわけにはいかない。



・仮に施策がうまくいかなかった場合でもユーザー数が限定的であるため失敗リスクが少ない。



・メディアタイアップ費用などがかからない。

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・国内のフェイスブックユーザーが拡大したときに、蓄積したノウハウとすでに獲得しているファンをフル活用し成果に結び付けていくことが重要。いまはテストマーケティングの期間。これを実施しないと次の新しいサービスを見つけることも必要となる。



・早く参入したほうが間違いなく、ファン獲得コストが安くすむ。